この記事について
冬になると「うちの子があまり水を飲まなくなった」「食欲が落ちた気がする」という相談をよく聞きます。
実際、寒さや乾燥は猫の体調に大きく影響します。
この記事では、我が家の4匹の猫たちと過ごす中で見つけた、冬の水分&食欲ケアのコツを紹介します🐾
❄️ 冬になると猫の食欲が落ちやすい理由
猫はもともと季節の変化に敏感な動物です。
冬になると代謝がゆるやかになり、日中の活動量も減ります。
その結果、カロリーの消費が減って食欲も自然と落ちることがあります。
また、冷たい部屋や器のままだとフードの香りが立たず、食べる意欲が下がってしまうことも。
人間と同じく、「ぬくもり」と「香り」が猫の食欲スイッチなんです。
🍽️ 食欲を取り戻す3つの工夫
- 1. ウェットフードやスープを少し温める
人肌(35〜40℃)程度に温めると香りが立って食いつきがUP!
電子レンジを使うときは5〜10秒だけ温めてしっかり混ぜるのがポイントです。 - 2. トッピングで“ごちそう感”をプラス
鶏ささみやスープタイプのおやつを少量加えると、香りと味が変わって食欲を刺激します。
我が家では「焼きかつお」や「ちゅ〜るスープ」を少し混ぜて出すと、ほぼ完食します。 - 3. 皿の高さを少し上げる
寒い床に近い位置だと、猫が体を冷やしてしまうこともあります。
スタンド付きのフードボウルにするだけで、姿勢が楽になり食べやすくなります。
💧 水を飲まない猫への工夫
猫は砂漠の動物の名残で、もともとあまり水を飲まない体質です。
でも冬は暖房や乾燥で脱水しやすく、膀胱炎や尿路結石のリスクが上がります。
- 1. 複数の水飲み場をつくる
我が家では、リビング・階段の途中・寝室と、計3か所に水を置いています。
通りすがりに飲めるようにするのがコツ。 - 2. 流れる水を使う
動く水を好む猫は多く、循環式の給水器を置くだけで飲水量が増える子もいます。 - 3. 食事からも水分をとる
ウェットフードやスープタイプを日常的に取り入れると、自然に水分補給ができます。
🌡️ 室温と湿度も食欲に影響
部屋が冷えると体が丸まり、食欲も落ちがち。
室温20〜24℃、湿度40〜60%を保つだけで、猫の動きや食欲が安定します。
我が家では加熱式加湿器を使っていて、猫が触れない高さに設置しています。
部屋がほんのり温かくなるだけで、フードの香りも広がって食欲が戻ることが多いです。
🐾 tubuu’s point
冬の猫ケアは、頑張りすぎず「ちょっとした工夫」を積み重ねること。
フードを温めたり、水をいくつか置いたり──
それだけで猫たちはちゃんと応えてくれます。
食べる・飲む・眠る。その自然なリズムを守ってあげることが、いちばんの健康維持です。
まとめ
寒い季節こそ、猫の食事と水分に少しだけ気を配ってあげましょう。
“いつも通り元気にごはんを食べてくれる”ことが、冬を無事に乗り越える何よりのサインです🐱❄️
