💻 ゲーム用PCが欲しいけど、BTOやメーカー製は高い…。
調べるうちに「自作なら同じ性能で安く作れる」と知り、思い切って挑戦しました。最初は不安でしたが、やってみると意外と簡単。完成したPCでゲームが動いたときの達成感は、既製品では味わえません。
この記事では、初心者でも失敗しないゲーミングPCの作り方とパーツ選びを、できる限り分かりやすい解説でまとめます。
✅ まずはチェックリストを見る
🛠️ 組み立て手順へジャンプ
目次
💻 ゲーミングPCに必要な主要パーツ
ポイント: ゲーミングは GPU優先、次にCPU・メモリの順で投資するとコスパ良好。
⚙️ CPU(処理の頭脳)
- ゲーム用なら Core i5 / Ryzen 5 で十分。
- 配信や動画編集も兼用なら Core i7 / Ryzen 7 以上。
私は動画配信や録画なども行うのでIntel Core i7 14700Kにしました!
🎮 GPU(グラフィック性能の要)
📊 解像度別おすすめGPU(2025年版・在庫考慮)
| 解像度・用途 | 推奨GPU(候補) | 目安価格 |
|---|---|---|
| フルHD 中設定 | RTX 4060 / RX 7600 | 4〜5万円 |
| フルHD 高設定・144Hz | RTX 4060 Ti / RX 7700 XT | 5〜6.5万円 |
| WQHD 高設定 | RTX 4070 / RTX 4070 SUPER / RX 7800 XT | 7〜9万円 |
| 4K ゲーミング | RTX 4080 / 4080 SUPER / RX 7900 XTX / RTX 5080 | 15万円前後〜 |
ここがかなり価格の分かれ道…
私は60Hzまでのディスプレイを3枚使用しているのでRTX 4060 Tiを選びました。
私は60Hzまでのディスプレイを3枚使用しているのでRTX 4060 Tiを選びました。
⚠️ 注意: RTX 4070 / 4080 は新品在庫が少なくなりつつあります。代替として 4070 SUPER / 4080 SUPER / 5070 / 5080 / RX 7800 XT〜7900 XTX も検討してください。
🧩 マザーボード(すべてのパーツの基盤)
- CPUソケット・メモリ規格(DDR4 / DDR5)・拡張スロット(PCIe x16など)を必ず確認。
- B760 / Z790 / B650 / X670など、目的に応じてチップセットを選ぶ。
- VRMヒートシンクや電源供給回路の強さも、性能の安定性に影響。
私は「MSI B760M Pro-A/D4」を選びました。コスト・拡張性・安定性のバランスが良く、将来のアップグレードも視野に入れやすい構成です。
💾 メモリ
- 16GB以上推奨(FPS+配信なら32GB)。
- 必ず2枚組で差す(例:8GB×2や16GB×2)。
デュアルチャネル動作で帯域倍増 → フレーム安定に直結。
16GBを2枚差しで36GBにしましたが、マザーボードが4枚までメモリを積めるものを選んだので今後72GBまで積めます。
💽 ストレージ
NVMe SSD 1TB が基本。必要に応じてHDDを追加。
M.2 NVMe SSDは読み書きが圧倒的に高速。私はM.2 NVMe SSDを2枚搭載しました。
🔌 電源ユニット
- RTX 4060〜4070:650〜750W
- RTX 4080以上:850W〜
- 80PLUS認証+信頼メーカーが必須。
🧱 ケース
ミドルタワー推奨。大型GPU&冷却性能を確保しやすい。
🧊 CPUクーラー
- 空冷:5,000〜1万円で静音&十分冷却。
- 簡易水冷:見た目重視&冷却力。1.5万円〜。
💡 パーツ選びで失敗しないポイント
- 予算を決めて逆算。
- ソケット・サイズ・電源容量の相性確認。
- 将来の拡張性(空きスロットや電源余裕)。
🛠️ 組み立て手順
- CPUとクーラーを装着
- メモリとSSDを差す
- マザーボードをケース固定
- 電源ユニット設置 → ケーブル配線
- GPUを固定 → 補助電源接続
- 配線整理 → エアフロー確保
- 電源ON → BIOS確認
- Windowsをインストール
🧠 よくあるトラブルと解決法
- 電源が入らない → フロントピン配線確認。
- 画面が映らない → GPU出力に接続。
- ファンがうるさい → エアフローとファンカーブ調整。
⚖️ 自作 vs BTO 比較
| 項目 | 自作 | BTO |
|---|---|---|
| コスパ | ◎ 部品単位で安い | ○ セットで割安 |
| 自由度 | ◎ 完全自由 | △ 制約あり |
| 保証 | △ パーツごと | ◎ 一括保証 |
| 組み立て | △ 自分で作業 | ◎ 完成品が届く |
💬 Q&A
Q1. 10万円で作れる?
→ FHDなら可。144Hz快適なら15万円前後。
Q2. 工具は?
→ プラスドライバー1本+静電気対策。
Q3. 初心者でも可能?
→ 手順通りなら大丈夫。僕も初挑戦で成功しました。
💸 予算別おすすめ構成(2025年版)
| 予算 | CPU | GPU | メモリ | ストレージ | 電源 | 用途 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 10万 | i5-13400F / R5 7600 | RTX 4060 / RX 7600 | 16GB (8GB×2) | SSD 1TB | 650W | FHD中〜高設定 |
| 15万 | i5-14600KF / R7 7700 | RTX 4070 / RX 7800 XT | 16〜32GB | SSD 1TB+HDD 2TB | 750W | FHD144Hz / WQHD |
| 20万 | i7-14700KF / R7 7800X3D | RTX 4080 / RX 7900 XTX / RTX 5080 | 32GB | SSD 2TB | 850W | 4K+配信 |
🧊 冷却とエアフロー
- 吸気:前/下 → 排気:後/上
- 比率は吸気2:排気1
🔌 ケーブルマネジメント
- 裏配線対応ケースを選ぶ。
- 結束バンドで束ね、風路を確保。
⚙️ 初期調整
- BIOSでXMP/EXPOを有効化
- ファンカーブを最適化
- Windows電源を高パフォーマンスへ
🚀 将来のアップグレード
- GPU差し替え(4060→4070/4080/5080)
- メモリを32GBへ
- M.2 SSD追加
- 電源余裕を確保
📚 まとめ
- 予算と目的を決めて自作しよう
- ゲーミングPCはGPU優先投資が鉄則
- 今後の拡張性を意識しておくと吉
✅ チェックリスト
パーツ選び
- [ ] 予算を決定
- [ ] CPUとGPUのバランス確認
- [ ] メモリは2枚組で16GB以上
- [ ] SSD 1TB以上を確保
- [ ] 電源容量とケースサイズ確認
組み立て
- [ ] CPUとクーラーを装着
- [ ] メモリ2枚とSSDを装着
- [ ] マザーボード固定
- [ ] GPU固定+補助電源接続
- [ ] ケーブル整理と風路確保
初期設定
- [ ] BIOSでXMP/EXPOを有効化
- [ ] ファンカーブを最適化
- [ ] Windows電源を高パフォーマンスに
- [ ] ドライバー最新化
将来の拡張
- [ ] GPU換装余地あり
- [ ] メモリ空きスロットあり
- [ ] M.2スロットに空きあり
- [ ] 電源余力あり
以上✨
次回は実際に私が組んだPCについて詳細もご紹介します。
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