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Hz・FPS・G-SYNCの関係を完全理解!快適なゲーム環境を作るには?
「144Hz対応なのに、なんかカクつく」「FPSは出てるのに画面が割れる…?」
その原因、Hz(リフレッシュレート)とFPS(フレームレート)、そしてG-SYNC / FreeSyncの“関係”にあります。
本記事では、モニターが描く速さ(Hz)、PCが作る速さ(FPS)、両者を揃える同期技術をサクッと整理します。
先に読むとわかりやすい関連記事:
モニターの選び方(基礎) /HDMIとDisplayPortの違いを完全解説!
🎮 HzとFPSの違いをシンプルに理解しよう
🌀 Hz(リフレッシュレート)=モニターが更新する速さ
モニターが1秒間に画面を書き換える回数。
例:144Hzなら、1秒に144回画面が更新されます。数値が高いほど映像は滑らかで、残像感も減ります。
⚙️ FPS(フレームレート)=GPUが映像を作る速さ
PC(とくにGPU)が1秒間に何枚の画像を描けるか。
ゲーム負荷や設定次第で増減します。映像を“作る側”のスピードがFPSです。
💥 2つがズレると起きること
- FPS > Hz:表示が追いつかずティアリング(画面の割れ)が発生
- FPS < Hz:作成が追いつかずカクつきが目立つ
だからこそ、“うまく同期させる”のが重要です。
⚡ なぜ144Hz以上のモニターが人気なのか?
🔁 60Hz → 144Hz → 240Hzの体感差
60Hzから144Hzへのアップグレードは体感差が大きいポイント。
マウスの追従、カメラ操作、敵の視認性が明確に向上します。
240Hz以上は競技寄りですが、慣れると戻れない“ヌルヌル感”があります。
🎯 ジャンル別おすすめの目安
| ジャンル | おすすめHz | ポイント |
|---|---|---|
| FPS / TPS | 144〜240Hz | 照準追従・視認性・入力遅延の低減が効く |
| 格闘ゲーム | 120Hz以上 | 入力遅延が減って操作感UP |
| RPG / シミュ | 60〜75Hz | 映像美重視なら十分。コスパも良い |
⚠️ 注意:GPU性能が足りないと恩恵が薄い
144Hzモニターでも、GPUが安定して144FPSを出せないと“宝の持ち腐れ”。
まずは解像度・画質設定を調整し、安定FPSを確保しよう。
🧩 G-SYNC/FreeSyncって何者?
🧱 ティアリングとは?
HzとFPSのズレで、画面の上と下に別のフレームが同時に見える現象。
これがティアリング(Tearing)です。
🔄 同期技術の基本発想
モニター側の更新タイミングをGPUの出力に合わせることで、
ティアリングやカクつきを抑えるのがG-SYNC(NVIDIA)/FreeSync(AMD)の役割です。
🧠 G-SYNCとFreeSyncの違い(ざっくり)
| 技術 | 主な対応GPU | 特徴・補足 |
|---|---|---|
| G-SYNC | NVIDIA GeForce 系 | 専用モジュール搭載モデルは高価だが品位が安定 |
| FreeSync | AMD Radeon 系(互換拡大中) | コスパ良好。G-SYNC Compatible認証のモニターも増加 |
最近は「G-SYNC Compatible」として、FreeSync対応モニターでも
NVIDIA GPUで可変リフレッシュレート(VRR)が使えるケースが多いです。
購入時は対応範囲(有効Hzの下限〜上限)もチェックしよう。
⚙️ 快適化のための設定手順(実用ベース)
🎮 ゲーム内設定とV-Syncの違い
V-Sync(垂直同期)はモニターに合わせてフレームを固定しますが、
入力遅延が増えやすいのが弱点。まずはG-SYNC/FreeSync優先が基本です。
🧩 GPU側の推奨設定(例)
- NVIDIA / AMDのコントロールパネルでG-SYNC / FreeSyncを有効化
- ゲーム内のV-Syncは基本OFF(相性次第でONにするケースも)
- FPS上限(フレームリミット)をモニターのHz付近に設定して安定化
- 解像度・影・反射などの重い項目を調整し、安定FPSを確保
コツ:VRRの有効レンジ下限(例:48Hz)を割ると効果が薄れます。
平均FPSが下限を切るなら、画質設定を下げてでも下限以上にキープしよう。
💬 tubuu’s point
- Hz=見る速さ、FPS=作る速さ。
- G-SYNC/FreeSync=両者の仲裁役。
- まずは安定FPSを出す → 次に高Hzを活かす。
- ジャンルに合わせて“ちょうどいいHz”を選ぶ。
🧭 まとめ:滑らかな映像は“3つのバランス”で決まる
ゲームの映像がカクついたり、ティアリングが出る原因は、Hz(モニター)とFPS(GPU)のズレ。
そこにG-SYNC/FreeSyncなどの同期技術を組み合わせることで、映像は格段に滑らかになります。
つまり、快適なプレイ環境を作るコツはシンプル。
「GPUの性能」×「モニターのリフレッシュレート」×「同期設定」、この3つをバランス良く整えること。
自分のプレイスタイルに合ったモニターを選んで、最高のゲーム体験を手に入れましょう!
🛒 おすすめモニターまとめ
🌿60Hz〜100Hzクラス(作業+ライトゲーミング向け)
- 🖥️ LG 27MS500-B(27インチ・FHD・100Hz) — 入門に最適な高コスパIPSモニター
- 🌈 LG 29WP500-B(29インチ・ウルトラワイドFHD・75Hz) — 初めてのウルトラワイドにぴったり
💻144Hzクラス(コスパ重視)
- 🎮 BenQ ZOWIE XL2411K(144Hz・24インチ) — 定番ゲーミング入門モデル
- 🖥️ Acer Nitro VG240YSbmiipfx(165Hz・IPS) — 発色と応答速度のバランス◎
- ⚡ MSI 湾曲ゲーミングモニター MAG 242C(180Hz・曲面VAパネル) — コスパ良好な湾曲ゲーミング
⚔️240Hzクラス(FPSガチ勢向け)
- 🔥 ASUS TUF Gaming VG249QM1A(270Hz OC対応) — 超滑らかで入力遅延ほぼゼロ
- 🚀 AOC C27G2ZE/11(240Hz・27インチ) — 大画面×高リフレッシュの定番
- 💡 ViewSonic XG2431(240Hz・IPS) — Blur Busters認証の低残像モデル
🧠G-SYNC Compatible対応モニター
- 🧩 Dell G2723HN(165Hz・G-SYNC Compatible) — コスパ重視の王道
- 🌈 LG UltraGear 27GP83B-B(165Hz・Nano IPS) — 発色最強クラス
- 🏆 Gigabyte M27Q X(240Hz・KVM搭載) — 仕事&ゲーム両用に最適
🖥️ウルトラワイドモニター(没入感+作業効率UP)
- 🌌 LG 34WR50QK-B(34インチ・UWQHD・100Hz) — コスパ抜群の曲面ウルトラワイド
- 🪶 DELL S3422DWG(34インチ・144Hz・VA) — 発色◎でゲームも仕事も快適
- 🚀 GIGABYTE G34WQC-A(34インチ・144Hz) — 高リフレッシュ×コスパ最強クラス
- 🎯 Samsung Odyssey G9(49インチ・DQHD・240Hz) — 没入感MAXの超ウルトラワイド
