【2025年版】自作ゲーミングPC向けおすすめCPUまとめ【FF14 / APEX / LoL / Cities Skylines 配信にも】

【2025年版】自作ゲーミングPC向けおすすめCPUまとめ【FF14 / APEX / LoL / Cities Skylines 配信にも】

2025年10月3日

ゲーミングPCを自作するうえで最も悩むパーツのひとつがCPU(プロセッサ)です。
「FF14を快適に遊びたい」「APEXやVALORANTを高fpsで配信したい」など、用途によって最適なCPUは変わります。
本記事では、実際に自作PCを組んだ体験談を交えつつ、人気ゲーム別・配信有無別のおすすめCPUを解説します。
また、最後にはGPU(グラボ)とのバランスについても触れ、次回記事へと繋げていきます。


👉関連記事
第一回:ゲーミングPC自作完全ガイド
第三回:ゲーミングPC向けおすすめGPU・グラボまとめ

💻 1. CPUとは?なぜ重要なのか

CPUはパソコンの「頭脳」であり、ゲームにおいてはキャラクターの動き、敵AI、描画補助、ロード時間短縮など様々な役割を担います。
特に配信(OBSなど)を同時に行う場合、CPUの性能が不足するとフレームレート低下やカクつきが発生します。
逆に十分なCPUを選べば、ゲームも配信も安定し、長時間プレイでも快適な環境が維持できます。

🧩 2. CPU型番の読み方

⚙️ Intelの例:Core i7-14700K

  • Core i7 → シリーズ名。i3<i5<i7<i9で性能ランクが上がる。
  • 14700 → 世代とグレード。先頭「14」は第14世代を意味する。
  • K → オーバークロック対応モデル。クロックが高く性能も上がるが、発熱も大きい。
  • F → 内蔵GPUが省略されたモデル。必ずグラボが必要になるが、その分価格が安い。

⚙️ AMDの例:Ryzen 7 7800X3D

  • Ryzen 7 → シリーズ名。Ryzen 3<5<7<9の順で性能が高くなる。
  • 7800 → グレード番号。数字が大きいほど上位。
  • X → 高クロック動作対応モデル。
  • 3D → 3D V-Cache搭載で、ゲーミング性能が大幅に向上。

この仕組みを理解しておけば、この記事で紹介していないCPUでも型番を見るだけで大まかな性能を判断できるようになります。

🎮 3. 用途別おすすめCPU

用途 CPU例 特徴 / コメント
フルHDでゲームのみ Intel Core i5-13400F コスパ抜群。LoLやAPEX程度なら十分。
WQHD+配信 Intel Core i7-14700 ゲームと配信の両立に最適。動画編集にも強い。
4Kゲーミング・重配信 Intel Core i9-14900K 最高性能。高fps+高画質配信に対応。
AMDでコスパ重視 Ryzen 5 7600 DDR5環境でコスパが高い。fpsも安定。
AMDで長期運用 Ryzen 7 7800X3D 3D V-Cache搭載。ゲーミング特化性能。

⚖️ 4. IntelとAMDの違い

  • Intel → 配信との相性が良く、安定性重視。内蔵GPU付きモデルがあるため初期構築も容易。
  • AMD → ゲーミング性能に強み。AM5ソケットで将来のアップグレード性も高い。

🧊 5. 消費電力と冷却の目安

  • i5 / Ryzen 5 → 120mmクラスの空冷で十分。
  • i7 / Ryzen 7 → ハイエンド空冷または240mm水冷。
  • i9 / Ryzen 9 → 360mm水冷必須。PCケースのエアフロー調整も重要。

🎮 6. FF14での性能目安

CPU フルHD (高品質) WQHD (高品質) コメント
i5-13400F 100fps前後 60fps前後 配信込みだと余裕少なめ。
i7-14700 120fps前後 70fps前後 配信込みでも安定。
i9-14900K 140fps以上 80fps以上 配信+編集用途でも余裕。
Ryzen 7 7800X3D 130fps以上 75fps前後 ゲーム特化性能で高fpsを維持。

📊 7. 人気ゲーム別:おすすめCPUまとめ

ゲームによってCPU負荷は大きく異なります。特に「配信をするかどうか」で必要性能は大きく変わるため、以下の表を参考にしてください。

ゲーム プレイのみ(配信なし) プレイ+配信 コメント
FF14 i5-13400F / Ryzen 5 7600 i7-14700 / Ryzen 7 7800X3D 大規模レイドでCPU負荷が高い。配信込みならi7以上必須。
APEX i5-13400F / Ryzen 5 7600 i7-14700 / i9-14900K / Ryzen 7 7800X3D 高fps配信を狙うならi7以上。240Hz配信はi9クラス。
LoL i3-14100 / i5-13400F i7-14700 / Ryzen 7 7800X3D 軽量ゲームだが配信込みなら余裕のあるCPUが安心。
VALORANT i5-13400F / Ryzen 5 7600 i7-14700 / Ryzen 7 7800X3D 144fpsはi5で十分だが、240fps配信はi7以上必須。
モンハン / 原神 i5-13400F / Ryzen 5 7600 i7-14700 / Ryzen 7 7800X3D / i9-14900K CPUとGPU両方に負荷。高画質配信はi7以上。
Cities: Skylines II i7-14700 / Ryzen 7 7800X3D i9-14900K / Ryzen 9 7950X3D 大規模都市ではCPU依存が極端に高く、プレイのみでもi7必須。

📝 8. CPU選びのチェックリスト

  • ゲームだけか、配信もするか?
  • 解像度はFHDかWQHDか4Kか?
  • 予算はどれくらいか?
  • 長期運用重視か、コスパ重視か?
  • IntelかAMDか?

📚 9. CPUまとめ

  • コスパ重視 → i5-13400F / Ryzen 5 7600
  • 配信込みで安定 → i7-14700 / Ryzen 7 7800X3D
  • 最高性能を狙う → i9-14900K / Ryzen 9 7950X3D

CPU型番の意味を理解すれば、この記事に載っていないCPUでも候補にできます。
「APEX 配信 CPU」「FF14 CPU」「Cities Skylines CPU」など、幅広い検索ワードにも対応できます。

➡️ 10. 次はGPU(グラフィックボード)へ

CPU選びはゲーミングPCの快適さを大きく左右しますが、実際にゲーム画面を描画してfpsを決めるのはGPU(グラフィックボード)です。
CPUが強くてもGPUが弱ければfpsは伸びず、GPUが強くてもCPUがボトルネックになれば性能を引き出せません。
次回はGPU編として、人気ゲームや配信スタイルに合わせたおすすめモデルを詳しく解説します。
「RTX 4060 Tiで十分?」「4070や最新世代GPUはどう?」といった疑問に答えていきます。